属性チキンの作り方

この記事では、Elinで任意の属性のチキンを孵化させる方法を解説します。

Elinでは通常チキンは属性を持ちませんが、特定の手順を踏むことで任意の属性を持ったチキンを孵化させられます。 属性を持ったキャラクターはその属性に免疫耐性を持ったり、格闘攻撃にその属性が付与されたりするメリットがあります。 例えば衝撃属性を得た衝撃チキンは、獲得が難しい衝撃属性への免疫を持てるため強力です。

では属性チキンの作成方法を見ていきましょう。

対象読者#

対象読者はElin中級者以上です。有精卵を孵化させた経験があると記事の理解が進むでしょう。

事前準備#

属性チキンの作成のため、まずは以下のアイテムを用意します。

  • 付与したい属性を持つキャラクターの死体など
    • 死体、霜降り肉、だったもの、卵、有精卵 のいずれか
    • どのキャラクターが属性を持つかは、筆者が運営しているElinキャラクタービューワーなどを使うと確認できます。
    • 例えば衝撃属性のチキンがほしい場合、究極竜 《バハムート》の死体が使えます。
  • 卵の鞭
    • エコポ商人から3000エコポで購入可能です。
    • リロードを駆使する場合、使用回数は1回分あれば十分です。
  • 孵卵器
    • 有精卵を孵化させるために必要です。
    • 温泉やベッドでも代用できますが、赤ちゃんフィートの付与数が減ってしまうため推奨しません。

手順#

  1. 準備した属性を持つキャラクターの死体などを地面に置く
    • 死体の例
      死体の例
  2. 置いた死体を、有精卵が出るまで卵の鞭で打つ
    • 有精卵
      有精卵
  3. 有精卵を孵卵器で孵化させると、特定の属性を持ったチキンが誕生する
    • 孵化した衝撃属性のチキン
      孵化した衝撃属性のチキン

属性ゾンビとの比較#

似たような存在にゾンビがいます。有精卵を腐らせてから孵化させるとゾンビが産まれます。この仕様を利用して、属性を持ったキャラクターの有精卵を腐らせてから孵化させると、親の属性を持ったゾンビを手に入れることができます。

どちらも任意の属性を持たせられるという点で同じですが、ゾンビとチキンというキャラクターの違いからそれぞれメリット・デメリットがあります。

属性チキン 属性ゾンビ
耐性 付与した属性分以外はなし アンデッドフィートにより、暗黒・毒・地獄・神経耐性
弱点 付与した属性分以外はなし アンデッドフィートにより、火炎、神聖弱点
遺伝子枠数 9枠 6枠
部位数 1部位(頭のみ) 8部位
生命 80 125
速度 100 70
その他欠点 連れ歩くと鳴いてうるさい 灰化体質フィートにより、太陽光下で燃える

ゾンビは欠点はあるものの耐性や部位が最初からある程度揃っています。一方チキンはフィートを持たず部位も頭のみですが、遺伝子枠数が多いためカスタマイズ性ではチキンに軍配が上がります。 属性チキンを使うのであれば、遺伝子枠数を活かしてカスタマイズしていくのが良いでしょう。

仕組みの解説#

最後に、なぜこの方法で属性チキンが作れるのかを解説します。なお、以下の内容はElinのソースコードの解析によって得られた情報に基づいています。

なぜチキンが産まれるか#

今回の方法では「死体の有精卵」を孵化させることでチキンを産ませています。なぜ死体の有精卵からチキンが産まれたのでしょうか。

有精卵を孵化させた場合、基本的には有精卵の親と同じキャラクターが産まれます。 ただし例外として、親と同じキャラクターを生成できない場合、フォールバックとしてチキンが産まれます。

例えば親がユニークキャラクターの場合や、今回のように親がキャラクターではなくアイテム(死体)の場合がそれに該当します。このため、死体の有精卵を孵化させるとチキンが産まれるのです。